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片山さつき元大臣はなぜ「さとう栄一」を絶賛するのか?全国・世界に先かけ注目される宇都宮のスマートシティ

片山さつき

宇都宮市長選挙が公示された翌日(2020年11月9日)、片山さつき議員が「さとう栄一」の街頭演説に駆けつけてくださいました。

全国的に有名な餃子の話題に触れつつも、最も熱く弁を振るったのが「スーパーシティ」について。

内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革、男女共同参画)、女性活躍担当大臣を歴任した片山さつき先生が推進した「スーパーシティ構想を全国で最も進めているのが宇都宮市である」ということなのです。

「私は内閣府特命担当大臣として地方創生の取り組みを進める中、スマートシティとLRTを推進して参りました。

この分野で、全国で最も進んでいるのが宇都宮市なのです。

安倍政権でも管政権でも継続中で、地方創生会議の中で宇都宮市の優秀さを全国が注目しています。

みなさん、さとう栄一市長は、宇都宮の自慢の市長ですよ」(片山さつき先生の応援演説より)。

宇都宮が注目されるスーパーシティとは何か?

「スーパーシティ」は、2000年初頭から主に省エネルギー技術活用の規制緩和のために掲げられた「スマートシティ」という呼称を、AIやビッグデータ、自動運転などを活用した社会基盤を構築するための言葉として新たに命名されたものです。すでに2020年5月27日「スーパーシティ」の実現を推進する改正国家戦略特区法が成立しています。

具体的には、「移動」・「物流」・「支払い」・「行政」・「医療」・「介護」・「教育」・「エネルギー・水」・「環境・ゴミ」・「防犯」・「防災・安全」という10分野に共通する情報基盤を構築し、ビッグデータの蓄積おようびAIの活用により、さまざまな手続きの省力化や自動運転といった社会のスマート化を担うというものです。

すでに宇都宮市は、強い財務基盤の上で、MaaS(移動手段のサービス化)およびLRT・バイオマス発電・教育・災害対策など、これら多くの分野でさまざまな取り組みを展開しています。

なぜスーパーシティをやるのか?

「スーパーシティ」という名前は竹中平蔵氏が命名しています。出遅れた日本のスマート都市化を巻き返すだけでなく、持続社会を実現するのに欠かせないこの構想をどうにか推進したいという思いがあったようです。

宇都宮市はなぜ「スーパーシティ」をやるのか? 未曾有の人口減少に対抗するためです。

人口が減少すれば公的なサービスを維持する人材が不足していまいます。公共交通による移動や教育、省エネルギー対策、防災対策などをいかに効率化・自動化し、地域の活性化・持続可能性の向上につなげられるかかという取り組みです。

今回、宇都宮市長選挙の中で、さとう栄一候補は、観光地における自動運転バスにはじまり、農機器の自動運転や教育のAI化といった先端技術の話を度々取り上げています。もちろんこれは“テクノロジーを導入すればいい”という話ではありません。高齢化社会で市民が健康で安心して暮らせるようにするにはどうすればいいか?減少する労働人口をどう補うか?深刻化する災害をどうするか?といった社会におけるさまざま課題を効率よく効果的に解決するため次世代テクノロジーを活用するというものなのです。

片山さつき先生は著書「『スーパーシティ』社会課題を克服する未来のまちづくり」の中で、このように述べています。

「地域で暮らす方のクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)向上を目指すスーパーシティ構想を推進するにあたり(中略)各エリアで必須になるインフラがデータ連携基盤です。複数領域にまたがり、暮らしに実装するかたちで先端的技術の提供を目指すスーパーシティにおいて根幹の仕組みになります」(片山さつき著・『スーパーシティ』社会課題を克服する未来のまちづくりより一部抜粋)

こうした他分野、複数地域を横断した取り組みには規制改革のみならず、市民一人一人の視点での理解が不可欠です。実はこうした推進そのもののハードルが非常に高く、多くの地域でその進め方に苦心している状況であることは本書にも詳しく書かれています。

その点、宇都宮は「ネットワーク型コンパクトシティ構想」を掲げた上で、移動や災害対策、5G展開などを皮切りに多数の構想を大きく前進させています。この複雑なネットワークを効率的に利用するには、AIなどの先端技術やデータ共通基盤が欠かせないのです。

例えば、大谷エリアで実証実験が展開されているMaaSとよばれる移動手段とアプリ連携は、交通網と次世代技術やビッグデータの融合の夜明けといえます。

LRTはこうした次世代交通網の基幹になるだけでなく、さらにはゴミ焼却施設「クリーンパーク茂原」で生まれたエネルギーからバイオマス発電を行い電力を供給するなどスーパーシティの大きな一歩を果たしているといえるのかもしれません。

このように、スマートシティ時代から提唱された省エネルギー対応はもちろん、災害対策、交通問題の解決などをLRTという一大プロジェクトで一気に推進しているのが宇都宮市の今であり、片山さつき先生がいう「スーパーシティにおいて日本で一番進んでいる都市」ということなのでしょう。

日本国政府はスーパーシティ構想に伴い「人間中心のAI社会原則」の基本理念として「人間の尊厳が尊重される社会」「多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会」「持続性ある社会」という3つの指針を掲げています。

宇都宮市長選挙の中で、さとう栄一が掲げる政策の多くは、まさに国と歩調を合わながらも「全国・世界に賞賛される宇都宮」を描くために生み出されたものといえるかもしれません。

どうか、みなさん、宇都宮のスーパーシティについてお考えいただき、11月15日(日)の選挙で投票をしていただければと思います。

【関連リンク】
スーパーシティ構想とは
片山さつきホームページ
「スマートシティ」から「スーパーシティ」へ。日本が目指す都市づくり
スーパーシティ構想について(PDF)

(この内容は片山さつき先生の講演および書籍などの資料・宇都宮市の政策・さとう栄一の講演などの情報を元にスタッフが作成しました)

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